カタール・ドーハの空軍基地でトランプ大統領の演説を聴く米兵=5月15日/Brian Snyder/Reuters/File (CNN) 米ホワイトハウスで18日、トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談した。欧州主要国の首脳らを交えた会合も行われた。 トランプ氏が、最終的な和平維持のためにウクライナに米軍を派遣する可能性をただちに否定しなかったことは重要な進展だ。 ウクライナに対するいわゆる安全の保証における米国の役割は、今回の協議の中心となった。 安全の保証に関しては欧州諸国が主導権を握るとしながらも、米軍の派遣に前向きな姿勢を示したことは新たな展開といえる。トランプ氏は米軍の派遣について「多大な支援となるだろう」と述べた。 トランプ氏は、米軍を他国の紛争に介入させないという公約を掲げて大統領選に勝利した。政権内にもウクライナ戦争における米国の役割を大幅に縮小すべきだと主張す
