鎌倉駅から徒歩圏の、鬱蒼と茂った木々と、鯉や鴨が泳ぐ川に囲まれた庭付きのささやかな一軒家に、夫婦で「試しに」と引っ越してきたのだ。 東京出身で、「狭くても職住近接」派だった僕にとっては初めての「県民」。イギリス人の妻にとっては、まさかトーキョー以外の土地に住むことになろうとは思っていなかったはずだ。「ダメだったらすぐに東京に戻ろう」と言って貸家にしたのに、いまや鎌倉を離れるという選択肢を考えることすらなくなった。 鎌倉の魅力といえば、ご存知のように海と山に囲まれたその自然環境だ(ヒトもモノも情報も動くけれど、地形だけは動かない、というのが持論です)。 旧鎌倉地区にある我が家からも、5分で山のトレイルに入れるし、海まで自転車で10分もかからない。晴れた朝にはトレイルを走り、地元のビーチに波が出ればサーフィンをしてオフィスに向かう、鎌倉はそんな生活が当たり前にある土地だ。 加えてあらゆる意味で
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