COVID-19のこれ以上の拡大を止めるために、ついに緊急事態宣言が発止されました。多くの企業は在宅勤務の制度化を進めざるを得ず、人々は自宅に篭る日々を送っています。この状況はコンテンツプロバイダー、つまりメディア企業(パブリッシャー)も同じことで、彼らの多くは新しいコンテンツを制作することができずに、過去のアーカイブの再放出や、それらのリメイクに依存せざるを得なくなっています。 コンテンツ不足に直面し始めているパブリッシャー在宅者の急増≒テレビ視聴者の増加、と考えると、テレビ広告の復権基調につながるのでは?と思いがちですが、実際には人々が買い物に出かけない以上、それこそ不要不急の消費は増えません。つまり、広告主も広告を出そうというモチベーションも上がらないわけです。 また、東京オリンピック・パラリンピックが延期になったおかげで、夏期のテレビ放映枠はすっぽり空いてしまっています。この分のコ