将棋の藤井聡太五段(15)が対局中に取った行動について、ベテラン棋士の神崎健二八段(54)が「マナー違反」だと指摘した。藤井五段が対局の終盤に立ち上がり、相手の後ろ側から盤面を見たことに、ツイッターで苦言を呈したのだ。 今回の神崎八段のツイートには、藤井五段のファンとみられるユーザーから、「公で言う事じゃない」「後ろから見ようが問題ない 文句あるならルール化しろ」などの批判が寄せられている。一方で、マナー違反との指摘を支持する棋士もいるようだ。 ■「立って後ろから見るのは、マナー違反」 東京・千駄ケ谷の将棋会館で1日、名人戦の順位戦(C級2組)9回戦の対局が行われた。藤井五段(対戦前は四段)は梶浦宏孝四段(22)に114手で勝ち、順位戦9連勝を達成。五段昇格と来期のC級1組昇格を決めた。 この対局の終盤で、藤井五段が座布団からおもむろに立ち上がり、相手の梶浦四段の斜め後ろに立って盤面を逆か