2019年に登場する5Gスマートフォン 「高速通信」だけでなく「低消費電力」もメリットに:Qualcomm 4G/5G Summit 前回のレポートでも述べたように、2019年からの商用サービスが見込まれている5G通信では、高速通信を可能とする高周波数帯域の果たす役割が大きくなる。特に30GHz超の「mmWave(ミリ波)」と呼ばれる帯域では、電波は従来の周波数とは異なる性質を持っており、これを見越したデバイスの設計が重要となる。米Qualcomm Technologiesでマーケティング担当シニアディレクターのPeter Carson氏が、5G時代の高速通信とアンテナ設計の概要について解説した。 5Gスマホのカギを握る「レファレンスデザイン」と「モデム」 5G世代では、数10Gbps通信を想定したミリ波、数Gpbs通信を想定した6GHz以下の周波数帯(Sub-6GHz)、そして現在利用さ
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