Published 2020/12/12 10:30 (JST) Updated 2021/05/25 23:30 (JST) 2019年7月に京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)の主治医だった男性医師が11日までに京都新聞社の取材に応じた。 近畿大病院(大阪府大阪狭山市)に入院していた青葉真司容疑者は、医療スタッフに敬語を使って接するなど礼儀正しかったという。容体が回復し、声が出せるようになった時には感極まって泣いた。 主治医だった医師によると、事件から約1カ月後の8月中旬、青葉容疑者は病室で意識を取り戻した。包帯のような特殊パッドを顔や体中に巻き付けられた状態だったが、医師から治療の予定について説明を受け「頑張れる?」と問われるとはっきりうなずいた。 治療のために気管切開した