「卵でカンタンおかず」という表紙に惹かれて、雑誌『レタスクラブ』(参照)を手にしたら、『離婚してもいいですか?』という漫画があった。これ、一冊分まるごと入っているのかなとさして考えもせずに読んでて、ぷち鬱くなった。 簡単にいうと、普通の主婦が離婚しようかなと思う日常がさりげなく淡い線画で描かれているのだが、そのさりげなさがかえって、あまりにも日常的にあるあるな状況なので、なんだろ、とても痛い。まあ、自分の場合は、既婚男性なんで、女からこう見られているのかあ、という痛さもあるのだが、結婚の真相っていうのは、こういうものだよねというリアリティがずさずさくる。なんだこの漫画と思ったら、以前からこの雑誌に連載していたものらしい。そして、4月には単行本になるらしい。という過程で、これ、『離婚してもいいですか? 翔子の場合』というバージョンで、2014年に前作『離婚してもいいですか』があるのを知り、な