移民犯罪者の送還を訴える仏女性団体「ネメシス」のデモ行進(ネメシス提供)戦後のフェミニズムを牽引(けんいん)するフランスで、右派の新潮流が生まれた。左派リベラルが主導してきた女性運動に「ノン」を突き付けている。イスラム移民の流入やLGBT論争で社会が大きく変わる中、「女性の敵は誰なのか」を問い直す動きが出てきた。 「差別はダメと言い、論議をタブー化する」左派を批判2019年に発足した「ネメシス」は、不法移民の流入やイスラム主義に抗議する女性団体。「われわれの文明を守れ」と訴えて各地でデモを展開する。団体名は、ギリシャ神話で「神の怒り」を体現する女神に由来する。

