スーパーヒーローものの映像化についての個人的な記憶。 OUTだかランデブーだかに、当時「溶解人間」と2本立てで公開された「スパイダーマン」を、相当におちょくる記事が掲載された。自分はそれを見て、等身大のヒーローものは洋の東西を問わず低予算で子ども向けに作られるんだな、と感じた。実際その「スパイダーマン」は、77年からアメリカで放送されていたテレビシリーズの、長尺版を小屋にかけたものでしかなく、それまでアメリカでもそれ以上の規模でヒーローものを作ろうなどという人間はいなかった。 しかし翌年、スター・ウォーズのヒットに後押しされてドナーの「スーパーマン」が作られる。大予算を投入して、一般観客向け(子どもでもアメコミマニア相手でもない)に作られた恐らく最初のスーパーヒーロー映画で、世界的に大成功をおさめた、だが日本では実はそれ程のヒットではなく現在のような高い評価も聞こえてこなかった。そしてそれ

