強い冬型の気圧配置の影響で、滋賀県から岐阜県にかけてと札幌市の周辺では記録的な大雪となったほか、新潟や長野では、積雪がこの数年で最も多くなったところがあります。 交通への影響に警戒するとともに落雪や除雪作業中の事故に十分な注意が必要です。 気象庁によりますと、強い冬型の気圧配置と上空の寒気の影響で日本海側を中心に5日から雪が降り、特に、滋賀県北部から岐阜県美濃地方にかけてと、北海道の石狩地方に雪雲が集中しました。 24時間に降った雪の量は、 ▽滋賀県米原市で午前6時までに62センチ、 ▽札幌市で午後2時までに60センチと、 米原市では2001年、札幌市では1999年に統計を取り始めてから最も多くなりました。 午後7時の積雪は、 ▽札幌市で1メートル26センチ、 ▽岐阜県関ケ原町で1997年に統計を取り始めてから最も多い88センチ、 ▽滋賀県米原市では記録に迫る81センチなどとなっています。