inShadeでは、現在地から行き先までのあらゆるルートの中から「日陰面積」の最も大きいルートを表示していますが、実はこの「日陰面積」の推定測定は意外とかんたんではありません。 まず、現在地の緯度(φ)や経度、現在時刻などの情報から「太陽高度(h)」と「太陽方位角(A)」を計算し、次に行き先までのルート周辺の「建物の高さ(H)」を取得します。(「建物の高さ」が高ければ高いほど、日陰が多く発生しうる) これらの値をもって「等立体角射影」や「等距離射影」などの日影長計算をおこない、ある範囲内の日陰面積を導き出しています。 ※この日陰考慮経路システムは特許取得済(特開2016-061728)