マーケターにとってフレームワークは非常に心強い味方です。ものごとを体系的に整理するだけでなく、思考の引き出しを広げて新しいアイデアを生み出していくことにも役立ちます。特に営業優位で実践主義や経験主義が重視されがちなBtoB企業においては、行動に理論的な裏付けを与えてくれるフレームワークの恩恵は大きいです。 しかしフレームワークに対して有用性を感じつつも、次のような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。 「種類が多すぎて結局どれを使えばよいのかわからない……」 「理屈はわかったはずなのに自分の業務に上手く適用できない……」 ビジネスのフレームワークは主なものだけで数十種類、バリエーションも含めるとその何倍もの数が存在します。しかも状況の変化に合わせて日々新しいものが考案されるため、その数は増える一方です。 その全てを把握することは不可能であり、ナンセンスでもあります。フレームワークは