「人殺しの息子」と石を投げられ16歳でホームレスに…「加害者家族」として差別され続けた男性の23年間の苦悩とは 【動画】父親の“死刑執行”を前に父親からの手紙を焼却…息子の思いは?焼却の瞬間がこちら【10分02秒~】 毎日、どこかで起きている様々な犯罪。加害者が罪を償うのは当然のことですが、同時に加害者の家族が差別や嫌がらせなどの被害に遭っているという現実があります。 「加害者の息子」として、そして同時に母親を殺された被害者として生きて来た男性の、20年以上にわたる苦悩と現実に密着しました。 ■父親が母親を殺害「人殺しの息子」として社会から排除される日々 愛知県に住む大山寛人さん(35歳)の両腕には、刺青が入っています。右腕には、女性の生首の絵と、母親の名前の一字を取った「美」という文字。そして左腕には「野ざらし」という罪人が首をはねられて朽ちて骨になった絵と、父親の名前の一字を取った「清