総務省が11日発表した住民基本台帳に基づく2018年1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の総人口は1億2520万9603人で、9年連続で減った。前年から37万4055人減り、減少幅は1968年の調査開始以来、最大。15~64歳の生産年齢人口は初めて全体の6割を切った。外国人人口は過去最多の249万7656人で前年比7.5%増えた。人口が増加したのは東京圏のうち東京、埼玉、千葉、神奈川の4
夫が働いて収入を得て、妻は専業主婦、子どもは2人の4人世帯——この家族構成のことが「標準世帯」と呼ばれ、家計の税や社会保障の給付・負担などを計算する上でのモデルケースとして扱われることがしばしばある(※1)。筆者も、何らかの制度改正の際には、まずは標準世帯における影響を試算することが多かった。 総務省(当時は総理府)の「家計調査」において標準世帯の調査・集計が始まったのは昭和40年代で(※2)、この頃に標準世帯という用語が一般化したようである。日本の世帯を世帯人員と有業者数(※3)で分類すると、昭和49(1974)年時点では、世帯人員が4人で有業者数が1人である世帯が最多で、総世帯数の14.56%を占めた。当時としては、「4人世帯・有業者数1人」こそが標準世帯であり、この世帯における収支の動向が日本の縮図を示すと言っても差支えなかっただろう。 しかし、時代とともに世帯構成は変わっていく。昭
筆者は妊娠中、定期的に行く健診に数千円かかると友人に話したところ、「子どもって贅沢品なんだね」と言われたことがあります。なんだかショックでよく覚えているのですが、いまや多くの人々が、そうした思いを持っているようです。 東京大学Cedepとベネッセ教育総合研究所は6月20日、共同研究した「乳幼児の生活と育ちに関する調査2017」の結果を発表しました。調査は2017年秋に実施。全国の0~1歳児を持つ家庭3205世帯が郵送アンケートに回答した。 0~1歳児の親で「子どもをもっと欲しいが、難しい」と考える人は、世帯年収400万円未満だと約91%、800万円以上でも約68%いることが分かりました。子どもが欲しい人は多いのに、金銭面で諦める人が多かったのです。(文:篠原みつき) 「30代になってようやく非正規から抜けだして、自分1人で生きるのが精いっぱいだよ…」 この調査結果はネット上でも話題になりま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く