いよいよダビング10がスタートすることになった。地デジの複製に関する問題は、数年前から延々とすったもんだが繰り返されている。ダビング10で、問題がすべて解決しているとは言い難いが、良い方向に向かう第一歩といっても過言ではないだろう。 ダビング10を簡単におさらいすると、録画した地デジの番組データを、9回書き出せる機能だ。最後の1回はムーブとなって、録画したレコーダーからは消えてしまう。 それまでは、基本的に1回ムーブできるだけだったのに比べると、大きな進化だ。ダビング10登場に合わせて、レコーダーやテレビパソコンが対応をアナウンスしている。いわゆる「ダビング10待ち」で買い控えていた人もいるだろう。では、ダビング10が始まると、どんな使い方にメリットが出るのだろうか。今回は、ダビング10がどんな用途に役立つのか検証していくこととしよう。 ハードディスクの 利便性にはかなわない 番組