印刷 神奈川県藤沢市が市庁舎1階にある食堂の火災報知機を止めてバーベキューの懇親会を開き、2階の火災報知機が作動する騒ぎを起こしていたことがわかった。市消防本部は消防法違反にあたるとして、懇親会を主催した経営企画部と、施設を管理している財務部の両部長を厳重注意処分にした。 市によると、懇親会は8月1日午後5時半から市役所の職員会館(3階建て)1階の食堂で、海老根靖典市長も参加して開かれた。 経営企画部長の指示で経営企画課が1階の火災報知機のスイッチを切るよう7月25日付の公文書で財務部管財課に依頼。「職員政策イノベーション制度の懇親会で、理事者が提案者にバーベキュー形式で振る舞うため」と理由を記載していたが、管財課はその依頼に応じていた。 当日の懇親会では市長や副市長、経営企画部長らが調理し、炭火に網でホルモンなどを焼いたところ、脂が燃えて煙が上がり、スイッチを切っていなかった2階