ことし8月、宮崎県都城市で、路上に横たわっていた男性が車にひかれて死亡しました。警察は、客として乗せたタクシーの運転手が、酔って寝込んでしまった男性を置き去りにしたため、交通事故に遭い死亡したとして、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、その日のうちに市内のタクシー会社の運転手が出頭して、「繁華街で客として乗せた男性を現場に置き去りにした」と話したことから、捜査を進めてきました。その結果、運転手が酔って寝込んでしまった客を車から降ろし、道路の中央付近に置き去りにしたため、その後、ひかれて死亡した疑いのあることがわかったということです。警察は、タクシーの運転手で市内に住む川畑勝政容疑者(67)を保護責任者遺棄致死の疑いで、24日、逮捕しました。 警察によりますと、調べに対し、「声をかけたり揺さぶったりしたが起きなかった」と供述しているということです。警察はさらに詳しいい