6月19日に米国で発売されたiPhone 3GSの原価は推定178.96ドルであることが、調査会社iSuppliの分解調査で明らかになった。 調査によると、199ドル(新規契約の場合)で販売されるiPhone 3GS 16Gバイトモデルは部品価格が172.46ドル、製造費が6.50ドルで、原価は合わせて178.96ドル。旧モデルであるiPhone 3Gの推定原価174.33ドルをわずかに上回る程度だ。3Gと3GSは高速化と動画撮影を除けばハードの機能にあまり大きな違いはないが、「パーツやサプライヤーに興味深い変化がある」ことが分解調査の結果明らかになったとiSuppliは述べている。 iPhone 3GS(16Gバイトモデル)のパーツとコスト(推定) 製造元 部品 コスト(ドル) 複数企業から調達している可能性 東芝
昨年9月10日に初めて知った「セカイカメラ」。4カ月たってその現物をようやく見ることができた。期待は大きかったが、それが裏切られることはなかった。 頓智・(とんちどっと)が開発中のセカイカメラは、現実世界と仮想的な「何か」をオーバーレイさせていくAR(拡張現実)技術の1つだ。 アニメ「電脳コイル」の電脳メガネをそのままiPhoneに置き換えたようなもので、iPhoneアプリの画面からのぞくと、そこには現実の風景だけではなく、いくつかの物体が漂ってみえる。それが「エアタグ」だ。 セカイカメラは、iPhoneなどのデバイスに組み込んだアプリケーションと、そのバックエンドでエアタグを配置するためのコミュニケーションシステムと言える。利用者は、iPhoneなどにインストールしたセカイカメラのアプリを起動し、そのデバイスを目の前にかざすことで、その画面を通して、その場所にひも付けされた情報エアタグを
拡張現実(AR)アプリとして注目を浴びている「セカイカメラ」。2009年の2月にはiPhoneアプリのデモンストレーション版が公開され、改良を施した正式版のリリースも「そろそろ」だというが、一方でマルチプラットフォーム化が着実に進んでいる。 6月26日に開催された日本Androidの会主催の「Android Bazaar and Conference 2009 Spring」では、「セカイカメラのつくりかた」と題した講演が行われ、頓智・(トンチドット)の近藤純司氏(日本Androidの会 幹事)が、開発中の“Android版セカイカメラ”に関する技術的な工夫の数々を紹介した。 「セカイカメラは、一言でいうと“現実の見え方を変えてしまうカメラ”」と近藤氏は語る。端末のカメラで写しだした“目の前の世界”に、位置情報とリンクした仮想的な物体「エアタグ」を加え、ディスプレイに表示。エアタグをクリッ
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