2016年4月24日のブックマーク (2件)

  • 住宅倒壊、新耐震後でも明暗分かれる

    4月16日に発生したマグニチュード(M)7.3が震、14日のM6.5が前震となった熊地震は、多くの建物に被害を与えた。日経ホームビルダーでは、新耐震基準導入以降に建てられた住宅が、前震と震でどのような被害を受けたかに注目。建築の専門家と共に現地を取材した。 震の発生後、木造住宅の耐震診断と補強に詳しい耐震研究会(東京都世田谷区)の建築実務者数人と、熊県益城町に向かった。取材目的の第一は、新耐震基準導入以降に建築された木造住宅の、被害状況を知ることだ。 木造住宅の耐震性能は、1981年より前の旧耐震基準と、81年の新耐震基準導入以降で大きく異なる。今回ほどの大地震に、旧耐震基準で建てられた住宅が持ちこたえるのは難しいと予想されたため、新耐震基準導入以降の住宅に絞ろうと考えた。 益城町の被災住宅は、震を受けて前震のときより急増していた。全てを見て回り、該当する被害を探し出すには時間

    住宅倒壊、新耐震後でも明暗分かれる
  • Hiroyuki Goto

    Earthquake 平成28年(2016年)熊地震について [English version] (first report: 2016/4/15, last update: 2016/4/26) (注意) 下記内容は速報です.内容が修正・更新されることがあります.リロードしてからご覧下さい. 東京工業大学 盛川仁先生の調査報告はこちら 1.地震の概要 2016年4月14日21時26分に熊県熊地方を震源とするMj6.5の地震,および4月16日01時46分にMj7.3の地震が発生しました.両地震の震央は約10kmの距離に隣接しており,震源深さはそれぞれ11km,12kmと推定されています[1,2].この地震について気象庁は「平成28年(2016年)熊地震」と命名しました[3].震源のメカニズム解(CMT解)はいずれも横ずれ断層型の地震を示唆しています[4].下図は余震の震央位置を図示

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