5月8日、筆者の手元にやっと「Windows Vista」のアップグレード・パッケージが届いた。1月7日に“注文”を始めてからまるまる4カ月。このてん末についてご報告したい。 筆者がアップグレード・パッケージを注文したのは、昨年末にノート・パソコンを買い換えたから。記者会見などで記事執筆に使う業務用だ。頑丈、軽量、電池の持ち、などを考慮して松下電器産業の「Let's Note」を購入した。Vistaの発売まで1カ月あったが、「仕事柄、Windows Vistaはいつか使うことになるだろう」とアップグレード・キャンペーンの対応機種を選んだ。昨年10月26日から今年3月15日までに、対象となるWindows XP搭載PCを購入したユーザーが申し込める制度である。 ここから世界のリソースを利用してユーザーに様々なサービスを提供する“ワールド・イズ・フラット”の現実に巻き込まれ、苦難の日々が始まっ
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