はじめに この連載では、「GlassFish」という製品を利用して、Java言語に親しんでもらうことを目的としています。第7回目の今回は、入門編の最終回として、ユーザーを識別する認証機能の実装方法を説明していきます。 対象読者 Javaでなにかしらのアプリケーションを作成したことのある方 Javaの変数の宣言や、if文・for文・while文の制御文など簡単な文法を知っており、アプリケーションを作成したことのある方 オブジェクト指向プログラミングができなくとも構いません。徐々に学んでいければと考えています。また、学びやすいWebアプリケーションをサンプルとするので、Webアプリケーションとは違った分野を勉強したい方には当連載は向いていません。 本稿で想定する主要技術のバージョン Java EE 5を使用するため、主な技術要素のバージョンは以下の通りです。EJBに関しては応用編で扱う予定です