昨日(4/21/2018)*1、劇場公開されたばかりの映画『リズと青い鳥』を見に行ってきた。そして今日、二度目の視聴をつつがなく終えた。劇場特典目当て以外に複数回同じ映画を見に行ったのは実に久しぶりのことだった。一度目はただ圧倒されるばかりだったこの目と耳も、二度目になって賢しらにも分析を試みることを覚えた。乏しい能力でわかる少しのことでさえ、その緻密な構成に畏怖の念を覚えたのである。 この記事においては、そうした貧しい目と耳が、なんとか理解することのできた要素について書く。ごく一部を切り取れたに過ぎないだろうが、それでもなにか書かなければならない、そう感じさせてくれる映画だった。 この記事の前に、まとまった感想として以下の感想記事を読み、強く感銘を受けた。この記事はその補完として読んでいただけたら幸いである。 amberfeb.hatenablog.com リズと青い鳥を3回見て、パンフ