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2013年11月19日のブックマーク (3件)

  • デジタル時代のマクルーハン理解 : メディア・リサーチ

    気鋭のマクルーハン研究者である、ポール・レヴィンソンが1999年に出版した、『デジタル・マクルーハン』(NTT出版, 2000)。若干の私見と最新動向を交えながら、そのエッセンスを紹介しておきたい。現代のメディア論を理解する上で、いまでも基的な文献だと思われる。 レヴィンソン氏は、ニューヨーク大学で「メディア・エコロジー」を学び、博士号を取得している。したがって、メディア・エコロジーの視点から、マクルーハンを解説し、それをデジタル・メディアに応用したのが書だといってもいいだろう。 書は15章から構成されているが、各章は、マクルーハンの唱えた有名なキャッチフレーズや法則について、わかりやすく解説するとともに、それをデジタル時代に読み替えたものとなっている。では、第3章以下、章ごとに内容を紹介していきたいと思う。 メディアはメッセージである いうまでもなく、これはマクルーハンの理論でもっ

    デジタル時代のマクルーハン理解 : メディア・リサーチ
    sakahashi
    sakahashi 2013/11/19
  • ローレンス・レッシグ著『CODE』を再読して、

    必要があって、約10年ぶりにローレンス・レッシグ著『CODE』を再読した。オリジナルの原書が出版されたのは、1999年。日語訳が出たのは、2001年3月27日。私が直接レッシグ教授にお目にかかったのは、2001年3月15日のことだった。それは、ちょうど日語訳が出版される2週間前のことで、私自身、たまたまプリンストン大学で開かれた講演会に招かれて、同席したのだった。原書も日語訳も知らないままで、同席したため、また専門領域が異なっていたため、残念ながら、英語でのやりとりをちんぷんかんぷんで拝聴するにとどまった。その当時に書いたウェブ日記には、そのときの状況が次のように記されていた。 きょうの講演の内容は、電波の周波数の配分とインターネットの自由の問題であった。私の英語力がいま一つのために、議論の詳細は紹介できないが、とにかくいかにも頭が切れる(超スマート!)という感じのレクチャーとディス

    ローレンス・レッシグ著『CODE』を再読して、
    sakahashi
    sakahashi 2013/11/19
    レッシグのアーキテクチャ論
  • ヒートテックを山岳ガイドが使わない理由

    冬のインナーウェアの代名詞といえば、ユニクロのヒートテックだ。しかし、条件次第では使用しないほうがいい場合がある。 寒い時期に、ランニングやフィットネス、肉体労働で汗をかく場合はヒートテックを使わない方がいい。理由は、北アルプス周辺で活動する山岳ガイドから教わった、生死を分けるインナーウェアの話にある。 筆者は、学生時代から社会人になりたての頃まで10年近く、冬の間は山岳ガイドの手伝いをしていた。雪山は、普段生活する町中とは違って過酷な環境だった。 雪山では様々な気象条件のなか数多くの経験をしてきたが、山のプロたちからも様々な知恵とアドバイスを頂いた。そこで知ったのは、身につけるウェア”たった1枚”で生死がわかれてしまう、という事実だった。 ここから私がお話することは、普段の生活には必要のない話かもしれない。しかし、寒い環境下で大量に汗をかく人や、肉体労働の仕事をする人にとって、知っておい

    ヒートテックを山岳ガイドが使わない理由
    sakahashi
    sakahashi 2013/11/19