イノベーションの必要性が叫ばれる現代。ビジネスパーソンはつねに新しいアイデアを求められています。アイデア出しと言えば「ブレスト」。一般的に知られるブレストの原則には「発言の質ではなく、量を重視すること」「ブレスト中に判断・結論を出さないこと」とあります。しかし一方で、「質の低いアイデアをいくつ出したところでビジネスにはつながらない」など、その実効性を疑う声も聞こえます。 どうすればブレストから実効性がある質の高いアイデアを生み出すことができるでしょうか——? 「ブレスト大好き企業」として知られる面白法人カヤックを経て独立、『変なWEBメディア』『5歳児が値段を決める美術館』など独創的なアイデアを次々と形にし、グッドデザイン賞など多数の実績を重ねてきたブルーパドル代表・佐藤ねじさんに独自のブレスト術を聞きました。 PROFILE:佐藤ねじ ブルーパドル代表 1982年生まれ。面白法人カヤック