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小説に関するsakaidayのブックマーク (3)

  • 将棋の名人とはどのくらい強いものなのか

    A君は子供の頃、近所のおじさんやクラスの友達とよく将棋を指していました。 自己流の将棋でしたが、A君はもともと聡明で要領の良い子だったので、たくさん指している内にどんどん強くなっていき、次第にクラスの友人も彼には全く敵わなくなり、それどころか親戚や近所のおじさんたちまでがコロッと負かされてしまうという有様でした。そのうち対等に指せる相手が周囲にはいなくなってしまい、たんだんとつまらくなって将棋から離れていってしまいました。 そんなA君もやがて大きくなり、地元の会社に就職しました。 暮れに社員旅行温泉旅館に行ったA君は、そこで宿泊客の貸出し用の将棋盤を目にしました。途端に子供時代の思い出がよみがえってきます。A君は急に将棋を指したくなりました。そこで誰か将棋をする人はいないかと会社の人たちに尋ねてみると、B課長が名乗りをあげました。 Bさんは棋歴20年近くの将棋愛好家でアマチュアの有段者(

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  • 士大夫たちのハイパー・パノプティコン - 梶ピエールのブログ

    セレモニー 作者: 王力雄,王柯,金谷譲出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2019/04/26メディア: 単行この商品を含むブログを見る 中国の反体制作家による、近未来の中国を舞台にしたディストピア小説。それだけで一定の先入観を持って、敬遠してしまう読者も多いかもしれない。かくいう僕もこのについて、先に台湾で出版された中国語版を手に入れていたのだが、帯の文句に「インターネット時代の『1984年』!」なんていう文句がでかでかと書いているのを見て、内容がなんとなく想像できるような気がしてそのままにしていた。で、このたび藤原書店から翻訳が出たのを知ってさっそく読んでみたのだが、なんのなんの『1984年』なんかよりずっとお下劣かつ痛快で、無茶苦茶面白い作品ではないですか。小説にしては値段がかなり高めだし、マーケットを中国関係の研究者やジャーナリストに絞っているのかもしれないが、そういう狭い

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  • 「日本翻訳大賞」はなぜこれほどファンを熱くさせるのか(柴田 元幸) @gendai_biz

    参加者(読者)と選考委員が驚くほど熱くなる文学賞をご存知だろうか? 翻訳文学を愛する翻訳家と読者が、その年の一推しの翻訳作品を選出する「日翻訳大賞」である。賞の立ち上げ時には、70万円を目標とするクラウドファウンディングに約340万円が集まったほどだ。 4月27日に行われた第5回の授賞式にも、200人超のファンが集まった。なぜこの賞はこんなにも参加者を熱くさせるのか――。選考委員の一人でアメリカ文学研究者/翻訳家の柴田元幸さんに語っていただきました。 読者の推薦文が熱い! 日翻訳大賞は、主に文学の翻訳をしている翻訳家5人が、翻訳者仲間のよい仕事をたたえよう!と思い立ち、仲間たちの助けを得て、2015年に始めた賞である。 その5人とは、言い出しっぺの西崎憲をはじめ、金原瑞人、岸佐知子、柴田元幸、松永美穂である。松永はドイツ文学の翻訳者で、あとの4人は英米文学。 日翻訳大賞は、公もしく

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