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資本主義に関するsakaki77のブックマーク (2)

  • 21世紀にマルクスはよみがえるか

    アメリカで、マルクスがブームになっている。『21世紀の資論』と題する700ページ近い専門書がアマゾン・ドットコムのベストセラー第1位になり、フランス人の著者トマ・ピケティがワシントンにやって来ると、ロック・スター並みの聴衆が集まった。 保守派は「マルクスのがベストセラーになるのは、アメリカ歴史はじまって以来の危機だ」と警戒し、リベラル派の経済学者、ポール・クルーグマンは「ピケティは不平等の統一場理論を発見した」と絶賛した。それはこのがマルクスと同じく、世界で所得分配の不平等が拡大している事実を明らかにし、その原因が資主義にあると主張しているからだ。 1970年から2010年までにアメリカの賃金の中央値(メディアン)はほとんど同じだが、上位1%の人々の所得は165%増え、GDP(国内総生産)の20%を超えた。このような格差の拡大は一時的な問題だと思われ、戦後ずっと多くの国で所得分

  • 資本主義とその批判者:現代のマルクス:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年5月3日号) トマ・ピケティ氏の超ベストセラーは偉大な学術作品だが、政策の手引書としてはお粗末だ。 カール・マルクスの『資論』の初版が1867年に出版された時、原文のドイツ語版が1000部売れるのに5年かかった。マルクスの『資論』は20年間英語に翻訳されず、紙(英エコノミスト)は1907年まで、同著に言及するのが適切だと考えなかった。 それに比べると、トマ・ピケティ氏の『Capital in the Twenty-First Century(21世紀の資論)』は一夜にして世間を沸かせた。もともとフランス語で出版された(誌が最初に批評したのは、この時)、所得と富の分配に関する分厚学術書は、3月に英訳版が登場してからベストセラーになった。米国では、フィクションを含め、アマゾンで最もよく売れているだ。 書の成功は、適切な時に適切なテーマについて書かれ

    資本主義とその批判者:現代のマルクス:JBpress(日本ビジネスプレス)
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