コンピュータのデータ処理方法で、データを一定期間あるいは一定量をまとめてから、一括して処理を行う方式のこと。また、複数の手順からなる定型処理などで、それをあらかじめ一まとまりの手順として登録しておき、それを連続処理すること。 例えば企業の業務システムで、現場で入力された受注データなどを1日に1度、ホスト・コンピュータに送信して処理作業を実行させることをいう。バッチ処理のタイミングは、必要に応じて5分ごと、半日単位、1日単位、週単位、月単位などさまざまである。 これに対して、データが発生するごとに順次、データをホストに送り、処理を行う方法を「リアルタイム処理」という。また、その処理を“トランザクション単位”に行うものをOLTP(オンライン・トランザクション処理)という。