最多勝が確定的となったダルビッシュ(左)。バウアー(右上)、デグロム(右下)と比較しても内容は一切見劣りしない。(C)Getty Images シカゴ・カブスのダルビッシュ有は現地時間25日、敵地で行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に先発。シーズン最終登板となるこの試合を、7回94球を投げて無失点、3安打1四球5奪三振と好投して8勝目を手にした。 過去3登板はピリッとせずサイ・ヤング賞争いから後退した感もあったが、最終戦の素晴らしいピッチングにより再び賞レース先頭争いに参戦。最多勝はほぼ確定的な状況であり、防御率2.01もリーグ2位、93奪三振も3位と、主要3部門でトップクラスの成績に入っている。そしてサイ・ヤング賞のライバルとなるのが、奪三振数で1位と2位に入っているトレバー・バウアー(シンシナティ・レッズ)とジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)の2人である。 “分かりやすさ”か