日本経済新聞の電子版。「地域」に関する最新のニュースをお届けします。
豊田通商は10日、高級魚であるクロマグロの育成事業で近畿大学と技術提携したと発表した。人工孵(ふ)化させた幼魚を、約3カ月かけて養殖できるサイズにまで育てる。国際的に漁獲規制が広がるなか、天然の幼魚を使わない完全養殖として事業化する。年内にも1万匹を出荷できる体制を整える計画で、3年後をめどに大量生産に道筋をつける。事業化に向けて、豊田通商は漁業施設「ツナドリーム五島」(長崎県五島市)を設けた
全国のサンマ漁獲量の4割を占める北海道東部沖でサンマの不漁が続き、主要水揚げ港のある根室市や釧路市の地域経済を直撃している。現地の漁業者だけでなく、水産加工会社も一時休業するなど影響が出ている。地域の主力産品だけに、不振が続けば死活問題になりかねない。「惨たんたるもの」。釧路港で市場関係者が無念そうにつぶやく。同港では24日、サンマ漁の主力となる大型棒受け網漁船が初水揚げしたが、その量は例年の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く