アメリカもハイチから利益を貪った その後1915年の夏、アメリカ軍はハイチに侵攻した。アメリカ政府は、ハイチがあまりにも貧しく不安定であったため、そのままにはできなかったのだと公式には説明した。 しかし他にも動機があったようだ。米海兵隊のグループがハイチの国立銀行に入り、50万ドルの金塊を持ち出したのだ。その金塊は、数日のうちにウォール街の銀行の金庫に置かれていた。数十年分の外交文書、財務報告、記録文書を調べたところ、当時、ウォール街の勢力が、ハイチとその財政を掌握するようワシントンに働きかけていたようだ。
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