2019年11月11日のブックマーク (5件)

  • 日本の子宮頸がんはなぜ2000年を境に上昇を始めたのであろう?

    子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)によってほとんどが発症すると考えられています。私もずっとそう思っていました。しかし、当でしょうか? 大阪大学によって今回発表された研究を見て、上で書いたような疑問が起きました。1976年から2012年の間に収集された大阪データを利用して、日の子宮頸がんの傾向を評価してみたところ不思議な結果が出ています。(図は原文より) 上の図は10万人当たりの年齢調整発生率を表しています。10万人当たりの年齢調整発生率は、1976年~2000年にわたって有意に減少したのですが、2000年を境にまた上昇に転じています。HPVは性交渉で感染することが知られているウイルスです。そして、子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されるそうです。HPVに感染することそのものはまれではなく、多くの場合は一時的な感染で終わり、症状のないうちにHPVが体内から排除され

    日本の子宮頸がんはなぜ2000年を境に上昇を始めたのであろう?
  • 世界中で起きている子宮頸がん発生率の異様な推移

    以前の記事「日の子宮頸がんはなぜ2000年を境に上昇を始めたのであろう?」では日の子宮頸がんが2000年を境に急に増加し始めていることを書きました。そして、その増加の中心になっているのは比較的若い世代であり、高齢者では逆に減少しています。 では世界ではどのようになっているのでしょうか? 欧米では日よりも子宮頸がんワクチンの接種が少し早く始まり、しかも国によっては非常に接種率が高い国もあります。 しかし、この記事を読むと世界中で異様な発生率の推移が起きていることがわかります。(原文の記事はここ)この記事が当なら奇妙です。 ワクチン接種が始まる前の1989年と2007年の子宮頸がんの発生率は以下の様でした。 イギリス 13.5→9.4 オーストラリア 13.5→7 スウェーデン 11.6→10.2 ノルウェー 15.1→11 アメリカ 10.7→ 6.67 フランス 11→ 7.1 つ

    世界中で起きている子宮頸がん発生率の異様な推移
  • 子宮頸がんワクチンの有害性 その1 卵巣機能不全

    私は決してワクチン否定派ではありません。夏井先生のホームページの記事で取り上げられていたはしかの感染の記事(「はしか感染で免疫システム「リセット」、米研究で明らかに」)を読むと、ぞっとします。ワクチンで有効に防げるのであれば非常に重要です。ただ、現在のところインフルエンザワクチンと子宮頸がんワクチンに関しては懐疑的です。 ほとんどの先進国では子宮頸がんは順調に減少してきていました。ただ、なぜか近年ではやや微増しています。(「世界中で起きている子宮頸がん発生率の異様な推移」参照)それでも先進国の子宮頸がんでの死亡率は10万人当たり2人にも満たない状態です。(日は2を少し超えますが)がんの死亡率の順位でも子宮がんを子宮頸がんと子宮体がんで分けると、子宮頸がんは13~17位程度でしかありません。つまり、他のがんよりも死亡率は非常に低いのです。そのようながんの予防のためにワクチンを接種するのであ

    子宮頸がんワクチンの有害性 その1 卵巣機能不全
  • 子宮頸がんワクチンの有害性 その2 自己免疫

    上の表は子宮頸がんワクチン接種による自己免疫性の有害事象のオッズ比を示しています。すべての有害事象が自己免疫に関連するのかどうかはよくわかりません。この中で中枢神経系脱髄状態というのは、中枢神経系の脱髄、多発性硬化症、横断性脊髄炎、または視神経炎という病名が付いたものです。 また、卵巣の傷害というのは卵巣膿瘍、卵巣萎縮、卵巣嚢胞、卵巣嚢胞破裂、卵巣嚢胞切除、卵巣腫大、卵巣不全、卵巣壊死または多嚢胞性卵巣という病名が付いたものです。卵巣の傷害がすべてが自己免疫に関わっているのかどうかは私はちょっとわかりません。 ギランバレー症候群以外は全てオッズ比が1以上であり、子宮頸がんワクチンを接種した方がこれらの有害事象が起きやすいと言えます。中でも最も多いのは卵巣の傷害です。いくつもの病名がこれに入っているので自ずとオッズ比が高くなるのかもしれませんが、以前の記事「子宮頸がんワクチンの有害性 その1

    子宮頸がんワクチンの有害性 その2 自己免疫
  • Hagexさん刺殺事件11日初公判 恨み募らせた被告:朝日新聞デジタル

    昨年6月、福岡市内で有名ブロガーが刺殺された事件の裁判が11日午前に始まる。被害者は「Hagex」のハンドルネームで活動していた男性。被告は、ネット上で誹謗(ひぼう)中傷を繰り返していた男だ。 事件

    Hagexさん刺殺事件11日初公判 恨み募らせた被告:朝日新聞デジタル
    sakazaki_dc
    sakazaki_dc 2019/11/11
    話しは変わるが、英国他の子宮頚がんワクチン接種世代で子宮頚がんが増加してるんだけど、さて、どうする?『世界中で起きている子宮頸がん発生率の異様な推移』  http://promea2014.com/blog/?p=7236&