「鳩山氏がIAEA批判」とイラン大統領府発表 イランを訪問した民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、テヘランの大統領府でアフマディネジャド大統領と会談した。 大統領府は、鳩山氏が会談の中で、「国際原子力機関(IAEA)がイランを含む 特定の国に二重基準的な対応をとっていることは不公平だ」と語った、と発表した。 発言が実際にあったかどうかは不明だが、鳩山氏の訪問をIAEA批判や 核開発活動の正当化に利用しようとするイラン側の意図をのぞかせた。 鳩山氏や大統領府によると、核問題をめぐるイランと国連安全保障理事会常任理事国に ドイツを加えた6か国との協議について、鳩山氏が「国際社会の信頼を得るような結果を出す努力」を求めたのに対し、 大統領は「現実的な提案がある」と語った。「提案」の内容は明らかにされていない。 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120409-