久しぶりに、『シレンとラギ』を観てきました。 東京初日以来です。 前回、さんざん苦しんでいたのは『五右衛門ロックⅢ』のプロットだったのですが、新感線の事務所でも「もうだめだ」とか、制作の子に「俺が楽屋のケータリングをやるから君が台本を書くというのはどうかね」などと愚痴やら無理やらいいまくって、なんとか一日遅れで提出できました。 今回もなんとか"物語玉"の糸の端っこを捕まえる事が出来たようです。 でも、本当に綱渡りだったんですけどね。 これができないと、劇場に顔を出しても怒られるので、本番を観に行くのも自主規制していたというわけです。 10日ぶりに観た『シレンとラギ』は、少し演出も手を加えられていて、また精度が上がっている感じでした。 前回のいのうえ歌舞伎の『髑髏城の七人』、通称『ワカドクロ』では、若手が中心の芝居だったので、本当に毎日驚くように芝居の見え方が変わっていき目が離せない感じだっ