HR領域における実務に役立つ調査研究を行い、有益な情報を発信する「パーソル総合研究所シンクタンク」。今回は同シンクタンクが発表した「ミドル・シニアの学びと職業生活に関する定量調査」について、パーソル総合研究所の上席主任研究員・井上亮太郎氏が「大人の学びとWell‐being」をテーマに解説したセッションの模様をお届けします。前編は組織のWell-beingを考える際のポイントや、学びの楽しさをWell-beingにつなげる4つのアプローチについて語られました。 パーソル総合研究所の上席主任研究員・井上亮太郎氏が登壇 井上亮太郎氏:あらためまして、井上亮太郎と申します。 私は人と組織の領域、そして美しさや幸せを感じる人の感性や感情に関心があり、その感性を計測、モデル化して、さまざまなプロダクトに適応していく仕事をしています。プロダクトとは、例えば人事制度や研修プログラムなどのソフトプロダク