東京から来た日本人女性観光客の金子さんは今月4日、ソウル乙支路のロッテ百貨店の1階から9階までブランド売り場を奔走する1日を送った。友人3人と連れ立って韓国にショッピングに来たという金子さんは「円高のおかげで昨年韓国に来た時に比べると、(円建てで)ブランド品が半額になった。ルイ・ヴィトン、グッチなど気に入った品物をできるだけたくさん買いたい」と話した。 ロッテ百貨店1階のプラダ売り場前で会った女性、鈴木さん(25)も「日本で220万ウォン(約13万9000円)するプラダのバッグを100万ウォン(約6万3000円)で買った。高価な商品ほど日本との価格差が大きく広がっている」と話した。 ロッテ百貨店は毎日午前10時から正午にかけ、観光バスで乗り付けた日本人観光客でごった返す。百貨店側は、現在1人の日本語通訳職員を今週から5人に増やすことを決めた。 韓国では最近、消費、雇用、成長率などの経