2019年10月24日のブックマーク (2件)

  • ポケベルの葬儀に参列した

    ポケットベル(ポケベル)は特定の手順によって、電波で小型受信機(通信機器)に合図を送る通信機器で、1990年代にブームを迎えた。 実物を見たことも触ったこともない私は、ポケベルは“過去の遺物的なアイテム”だと思っていた(ごめんなさい)。なので、いまだにサービスが続いていたことにまず驚いた。どうやら関東のみで1500回線が主に医療関係の現場で最近まで使われていたのだとか。 そして、2019年の9月末にその役目をひっそり終えた。この記事は、ポケベル葬に密着したレポである。 「ポケベル葬」当日。 東京・秋葉原のビルの下で、プラカードを持って立っているメイドさんと出会った。秋葉原でメイドさんはよく見る光景ではある……が、持っているプラカードの文字がおかしい。「みんなのポケベル葬」と書いてある。「みんなのポケベル葬です。どなたでも献花できますのでどうぞ」と誘導されるままビルの方へ向かう。 階段を上る

    ポケベルの葬儀に参列した
  • フルーチェの可能性はカルシウムで開かれる

    今まで、フルーチェが嫌い、という人に出会ったことがない。 たとえ初対面であっても、あの“クリーミーでフルーティーなプルプルとろとろ”の話をすれば誰もが笑顔になるし、「ほほう、あなたはイチゴ推しですか。私はミックスピーチですねー」なんて感じで会話も弾む。そこは憎悪も争いもない、真に平和な世界だ。 ただ、一人のフルーチェ好きとして生きてきた中で、ひとつだけ疑問がある。「どうしても牛乳じゃなきゃ駄目なのか」ということである。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ペン回し世界王者にペン回しとペンの話を聞いてきた > 個人サイト イロブン Twittertech_k そこにカルシウムさえ

    フルーチェの可能性はカルシウムで開かれる