東京都知事選(2月9日投開票)が23日、告示された。自公両党が推す舛添要一元厚労相(65)が事前の優勢をキープできるのか。細川護煕元首相(76)が、「脱原発」で一致する小泉純一郎元首相(72)の支援を受けて差し切るのか。選挙の専門家3人に聞いたところ、いずれも「舛添氏の当選」を予想した。有力候補4人の順位も一致した。ただ、「細川氏の逆転もある」とみる専門家もおり、注目の“首都ダービー”はゴール寸前まで目が離せなさそうだ。 都知事選の行方を占ったのは、政治評論家の小林吉弥氏と浅川博忠氏、選挙プランナーの三浦博史氏の3人。全員が1位を舛添氏と予想し、2位は細川氏、3位は元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)、4位は元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)だった。 小林氏は「現時点で」と前置きしたうえで、「投票率50%として、投票総数は約500万票。このうち200万票は舛添氏の基礎票で、浮動票200万票の