アプライアンスにこだわり続けてきたNetezza 今日、データウェアハウス(DWH)の世界ではアプライアンス製品が高い注目を集めており、各ベンダーが次々新製品を市場に投入しているが、その先鞭をつけたのが2000年に米国マサチューセッツで創業されたNetezzaである。同社は創業当初から一貫してDWHに特化したアプライアンス製品作りを追求しており、2000年代半ばからはそれまで米テラデータの寡占状態にあったDWH市場において、一躍存在感を示すようになった。その後、大小さまざまなベンダーがDWHアプライアンスの開発に乗り出し、現在の活況へと至っている。 ちなみにNetezzaは、2010年11月にIBMに買収されている。しかしNetezzaの製品自体はIBMのポートフォリオに組み込まれた後も、それまでと全く変わらぬコンセプトを踏襲しつつ、さらなる機能強化が進められているという。 日本アイ・ビー