大阪府の橋下徹知事(39)が全国学力テストのデータを公表するよう府内の市町村教育委員会に求めた問題で、43市町村のうち過半数の24市町が教科別の平均正答率公表を決めたことが14日、共同通信の集計で分かった。 結果公表を予算配分に影響させる意向を示した知事。非公表を決めた12市町からは「やり方が強権的。市町村の序列化につながる」と反発も出ている。 2年連続の大阪府の成績低迷を知った橋下知事は9月、「くそ教育委員会」と激しい言葉で批判。府教委を通じ各市町村教委に結果公表を要求。柏原市教委を皮切りに公表を決める自治体が続出、平松邦夫市長の要請を受けた大阪市教委も公表を決めた。 一方、吹田市の阪口善雄市長は非公表を決めたが、橋下知事は非公表自治体の結果を開示する意向を示し、反発を招いている。
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