トップ > 三重 > 2月12日の記事一覧 > 記事 【三重】 2施設の独法化求める 美術館と総合博物館 Tweet mixiチェック 2014年2月12日 有識者十五人による県文化審議会は十一日、二〇一四年度から十年間の文化振興方針の中間案をまとめた。県立美術館、四月に開館予定の県総合博物館の二施設(いずれも津市)で、独立行政法人化を検討するよう県に求めた。 現状では二施設ともに当面、県が直接運営する見通し。独法化すると、展覧会企画や組織運営で現場の裁量が大きくなり、職員の創意工夫を促す利点があるとされる。また指定管理者制度と違って運営期間が限られないため、専門性を高めたり長期計画を立てたりするのに向いているとされる。 文化施設の独法化はこれまで、国立の美術館や博物館にしか認められなかった。地方でも認めるよう三重県などが国に要望し、昨年十月の制度改正で可能となった。 ただ県の政策によっ