夫に発達障害の疑いがあるとわかったことで、暴力や暴言の原因に納得が行き、救われた。そんな妻が、自分を大切に生きたいと決意を記した投書「夫の言動 自分を責めないで」(朝日新聞大阪本社版1月16日付)に、切実な声が相次いで寄せられました。夫との関係や周囲の無理解に苦しむ妻の自助会も、各地にできています。 投書の内容は 昨年、62歳の夫に発達障害の疑いがあるとわかりました。 結婚38年。夫のDV、言葉や態度で傷つけるモラハラ、かみ合わない会話に絶望する日々でした。私に問題があると自分を責め、うつを繰り返してきました。生きづらさを抱えたままでは心残りだと、自分自身のカウンセリングに行ったつもりでした。思いも寄らぬカウンセラーの指摘がきっかけとなりました。 障害と捉えると夫の感情の激しさなどすべてが腑(ふ)に落ち、私は救われました。よく頑張ってきたと自分を抱きしめてあげたい気持ちになりました。 子ど