スーダン首都ハルツーム近郊の裁判所(2013年11月4日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / EBRAHIM HAMID 【5月18日 AFP】スーダンで、父親の承諾を得ずに結婚した女性が有罪判決を受けて6か月服役した後、釈放に際して75回のむち打ちを受けていたことが分かった。女性の担当弁護士と人権活動家らが明らかにした。 この女性は、紛争により荒廃したダルフール(Darfur)地方出身。弁護士によると、15日に刑期を終え、首都ハルツームに隣接するオムドゥルマン(Omdurman)市内の警察署で裁判所の命令に基づき、むちで75回打たれた。 女性は結婚相手の男性を自分で選んだが、父親には認めてもらえなかったという。 弁護士によれば、女性と相手の男性は結婚し、1年にわたり夫婦生活を送って、子どもも生まれた。だが、女性の家族は、女性が違法に男性と同居し婚外交渉したと非難して告発。裁判所