HTML5 CanvasやWebSocketなどの最新技術を駆使して作ったiPhone 4用ブラウザーゲーム「Handy Stadium」の裏側を解説する本連載も、今回で最終回(連載バックナンバー)。今回は、CSSアニメーションを中心としたフロントエンドの実装について解説します。 オリジナルのJavaScriptライブラリー「mm.js」 Handy Stadiumのフロントエンドの実装における大きなポイントは、jQueryではなく独自のライブラリーを使っていること、Canvas以外のアニメーションはJavaScriptではなくCSSで実現していることです。 フロントエンドの処理は、最近ではjQueryを使うことが多いですが、Handy Stadiumの場合はDOMを操作する処理がそれほど多くなく、対象端末をiPhone、ブラウザーをMobile Safari/Google Chrome(