埼玉県内では13日朝、広い範囲で濃い霧が発生し、東北自動車道の一部の区間が通行止めになるなどの影響が出ました。 熊谷地方気象台によりますと、埼玉県内では12日の雨の影響で湿っていた空気が放射冷却によって冷やされ、「放射霧」と呼ばれる濃い霧が各地で発生しました。 この霧の影響で13日朝、JR埼京線や宇都宮線などの一部のダイヤが乱れたほか、東北自動車道の埼玉県の浦和インターチェンジと栃木県の佐野藤岡インターチェンジの間が未明から午前10時前まで通行止めとなりました。 霧は徐々に晴れ、未明から埼玉県全域に出されていた濃霧注意報も午前10時前に解除されました。 気象台によりますと、「放射霧」は秋や冬に盆地や川沿いの地域でよく見られる現象ですが、今回のように広範囲で見られたのは珍しいということです。
濃霧に浮き上がる、さいたま新都心のビル群(13日午前9時3分、さいたま市で、読売ヘリから)=飯島啓太撮影 13日朝の関東地方は、一部で「放射霧」と呼ばれる現象が発生し、埼玉県では高層ビルや鉄塔などが広く濃霧に覆われた。 気象庁によると、放射霧は雨が降った後、晴れて急速に地表が冷やされると起こるという。低く広がった霧の影響で、さいたま新都心(さいたま市)のビル群は雲海に覆われたような幻想的な雰囲気を醸し出した。 この影響で、東北自動車道は13日未明から埼玉県と栃木県を結ぶ一部区間で一時通行止めになったほか、JR埼京線などにも遅れが出た。
13日午前4時半ごろ、岐阜県中津川市神坂の中央自動車道下り線で、軽乗用車など8台が絡む多重事故があった。高速隊によると、軽乗用車が中央分離帯に衝突して横転。後続の2トントラックなどと衝突したという。横転した軽乗用車を運転していた女性は自力で車外に避難し、軽傷だった。この事故で飯田山本―中津川インター間は下り線が同日午前4時50分から約4時間通行止めになった。現場は2車線の左カーブ。
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