【動画】昨年の「第24回日本一の芋煮会フェスティバル」の様子山形市で9月にあった「日本一の芋煮会フェスティバル」大勢の来場者でにぎわう「日本一の芋煮会フェスティバル」会場 【松本紗知】「みそに豚肉、そして里芋と決まっておるじゃろう!」「里芋・牛肉・こんにゃく・長ねぎのしょうゆ味だべ!」――。何のことかさっぱり、という方もいらっしゃるかと思います。実はこれ、東北の秋の風物詩「芋煮」についてのツイッター上の論争なんです。「#芋煮戦争」のハッシュタグまで登場し、地元の誇りをかけた熱い戦いがくり広げられています。 河川敷で楽しむ芋煮のルーツは諸説ありますが、最上川の船着き場があった山形県中山町で、船頭たちが積み荷の棒鱈(ぼうだら)と地元の里芋を一緒に煮たのが始まりといわれています。地域によって味付けや具材が異なり、山形県内陸部では「しょうゆ味に牛肉」、同じ山形でも日本海側の庄内地方や、宮城県、