2009年。付き合い始めたとほぼ同時に同棲することになった新しい恋人は、わたしのことを「りかちゃん」と呼ぶ人でした。 というと、「それって当たり前なのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。けれども違うのです。わたしが原稿を発表する時に使用している「大泉りか」という名前はペンネームであって、実は姓も名も、まったく異なる名前なのです。 そもそもポルノを本名で書く人はあまりいません。官能小説家の開田あやさんは、ペンネームではなく本名で執筆されていることを公表しているのですが、これはものすごく稀なことだと思います(ちなみに旦那様は怪獣絵師の開田裕治さん。ウルトラマンシリーズのほか、ゴジラから機動戦士ガンダム、最近では映画『レディ・プレイヤー1』の日本版ポスターも手掛けるすごい方)。 ペンネームを使う利点は、プライベートと仕事を分けやすいことです。仕事の内容を知られたくない人には、ペンネーム
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