Apple初のオンライン広告事業参入として話題を呼び、広告単価の最小単位が100万ドルという破格の値付けで鳴り物入りの登場を果たした「iAd」サービスだが、より多くの広告主を呼び寄せるため、この最低広告単価が30万ドルへと値下げされている。iAdの値下げは今回で2回目となり、iAdがローンチされた昨年2010年7月から1年で半額以下となった。米Bloombergなどが7月7日(現地時間)に伝えている。 最低出稿単価が100万ドル、さらにシティグループや日産などiAdのローンチパートナーとなった広告主はさらにその10倍の1,000万ドル以上を広告費として投じたことが知られるiAdサービスだが、広告効果の高さやApple自身の利益率の高さで称賛の声がある一方で、その値段の高さが早い段階で普及の障害になることは以前より指摘されてきた。そうした経緯もあり、今年初めには同価格を半分の50万ドルへと値