昨年に引き続き、今年も12月1日から3日にかけて開催された「東京コミコン2017」。良きにつけ悪しきにつけ、色々と複雑な気持ちになるイベントであった。海外製トイを中心に据えつつアメコミやら映画やらをダラダラと見続けてきたオタクである筆者にとっては。 ことこういう趣味は「詳しさ」や「コレクターとしての年季やコレクションの厚み」みたいなところは青天井なので、筆者程度では口が裂けても「自分は詳しい」とは言えない。が、一応中学生くらいからずっとアメトイを買い、コミックを読み(中学生当時は邦訳アメコミ冬の時代だったので、もっぱら古本屋で昔小プロが出していた『Xメン』などを漁っていた)、映画を見ては累計18年ほどダラダラやってきた。 なので、ここ10年くらいのマーベルのスーパーヒーロー映画の隆盛はとても眩しく見えるし、それと反対にアメリカのトイメーカーが魅力的な商品をリリースできなくなっている現状には