「バビロン」の編集を担当する講談社タイガ編集長の河北壮平さん(左)とアニメ「バビロン」を企画したツインエンジンの山本幸治プロデューサー 野崎まどさんの小説が原作のテレビアニメ「バビロン」。東京地検特捜部検事・正崎善(せいざき・ぜん)が製薬会社の不正事件を追う中で大きな陰謀に巻き込まれる姿を描く。人間の生死、正義や悪とは何か? という壮大なテーマに挑んだ。「読む劇薬」とも言われ、過激かつ衝撃的な描写も多いため、映像化は難しいのでは? との声もあった中、見事にアニメに仕上げた。「読む劇薬」は、どのように生まれたのか? アニメ化に踏み切った経緯は? 原作の編集を担当する講談社タイガ編集長の河北壮平さん、アニメを企画したツインエンジンの山本幸治プロデューサーに聞いた。