ブックマーク / gigir.hatenablog.com (4)

  • 天気の子 変わっていく世界を受け入れるということ - 未来私考

    新海誠の最新作「天気の子」が公開されて早1ヶ月が過ぎた。気が付けば繰り返し映画館へと通いつめ、すっかりこの物語に魅了されてしまっている。いったいなぜこれほど心を奪われてしまったのか。以下、今思っていることを物語の核心に触れる部分も含めて一切遠慮なく書き綴るので未見の方はご了承いただきたい。 水に沈む東京の美しさ まず何と言ってもエピローグが素晴らしい。降り続く雨によって東京の東半分が水没してしまった俯瞰ショットからの3年後。状況に戸惑う主人公・帆高と対照的に、変化に順応し日常を謳歌する人々が軽やかなテンポで描かれる。「元に戻っただけ」「最初から世界は狂っていた」そう言って慰める大人たちの言葉を受けてもなお思い悩む帆高は、美しく輝く世界に向かって祈る陽菜を目の当たりにし、この世界でまっすぐに生きていく決意と確信を得る。 この一連のシーンが当に素晴らしく胸を打つ。特にラストシーンの美しさは、

    天気の子 変わっていく世界を受け入れるということ - 未来私考
    samepa
    samepa 2019/09/01
    『天気の子』は主要キャラがことごとくアウトサイダー寄りなのに、心地よい読後感に豪腕着地させてしまうバランス感覚が異様なんですよねえ。
  • シャーリーは何故死ななければならなかったのか - 未来私考

    まず最初に言っておく。シャーリーが死ななければならない理由は存在しない。理由は、あってはならない。コードギアスという作品で命を散らしていった何十何百という名もなき人々。その人たちに死ななければならない理由がないのと同様に、シャーリーの死に理由はない。シャーリーは、“死ぬべき理由”なく、無意味に、無残に殺されたのだ。 それは、ルルーシュが“撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だ”と言いつつも撃つ覚悟も撃たれる覚悟もない人々の命を奪ってきた事の報いだという事は言えるだろう。しかしそれはルルーシュが報いを受ける理由であって、シャーリーが撃たれる理由では決してない。 今週のコードギアス 反逆のルルーシュR2 ★★★★★ - ナナミの雑記部屋 この記事に、深く共感してしまうわけだが、当に、制作者は…谷口監督はつくづく鬼だなと。これは、ルルーシュと、視聴者に対する最後通告なんだろうなと。聖域はない。ル

    シャーリーは何故死ななければならなかったのか - 未来私考
    samepa
    samepa 2017/08/31
    このザ・物語の残酷性って感じ。 >“しかしそれはルルーシュが報いを受ける理由であって、シャーリーが撃たれる理由では決してない”
  • 「まおゆう」原作とアニメ版の読み比べのススメ - 未来私考

    2009年に著されて以来、書籍、コミカライズ、ドラマCDと幾度も版を重ねてきた物語のアニメ版が地上波テレビ及びニコニコ動画でいよいよ放送が始まりました。「まおゆう魔王勇者」の原作にあたる2chスレッド『魔王「この我のものとなれ勇者よ「勇者「断る!」』は今もまだまとめサイト等で読むことができます。アニメ版は原作を下敷きにしつつも映像によって情報が足された分、さまざまな翻案がなされているのですが、その違いについて見比べ、読み比べて気付いたことについて、少々解説をしてみようかなと思います。なお、これはあくまで解釈の一つであって、地の文がなくセリフで全ての情景描写が行われるという原作の性質上、読み手によって受け止め方に幅がある作品であるということはあらかじめ断っておきます。 魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」 - ゴールデンタイムズ 挿入された登場人物たち まず大きく目を引く改変は、

    「まおゆう」原作とアニメ版の読み比べのススメ - 未来私考
    samepa
    samepa 2013/01/15
    おお、ファンの鑑のような読解。アニメ版で端折られたシーン、追加されたシーンの比較。またその意図の考察。シリーズに詳しくない身からすると貴重な記事。
  • 「這いよれ!ニャル子さん」が公式配信アニメの歴史を塗り替える - 未来私考

    まったく予想もしない方向からとてつもないブームがやってきてしまった。「這いよれ!ニャル子さん」である。4月9日に関東でテレビ放映が始まり、その2日後にニコニコ動画でも配信開始されたのだが、以降、過去の常識をことごとく覆すとてつもない再生数を叩きだし続けている。第1話の再生数は放映開始から1週間で90万再生。昨日配信されたばかりの第2話も既に20万再生に迫る勢い。 這いよれ!ニャル子さんとは (ハイヨレニャルコサンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 これがどれくらいとてつもないかというと、過去の最高記録は昨年空前のブームを巻き起こした「魔法少女まどか☆マギカ」の第10話が1週間で75万再生。これは震災の影響で配信が遅れ、関東圏と関西圏以外はテレビ放送よりも早い配信だったという特殊要因ゆえで、これを除くと第1話としては「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の64万再生というのが最高値。この

    「這いよれ!ニャル子さん」が公式配信アニメの歴史を塗り替える - 未来私考
    samepa
    samepa 2012/04/19
    確かに自分も一行AAへの異様な接触率に触発されて何気なくニコニコで視聴しました
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